2016年2月26日金曜日

160226_根室市花咲港

【根室市花咲港で見られた野鳥】

情報提供: イーグル

快晴。マイナス2℃。もっと温かく感じる春の様な陽気でした。
冬の小鳥ははっきり言って「不調」。今日は、花咲港にまた行ってみましたが、
さすがにウミスズメ類は入っていませんでした。

【観察種】
ヒメウ
カワウ(1)
スズガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
マガモ
ヨシガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
オオセグロカモメ
セグロカモメ(1)  *珍しい
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
トビ
オオワシ
オジロワシ

海保の帰港。ジェット推進なのでスクリューがありません。

カワウ健在です。

カワウ 確かに翼の位置がヒメウより前(=胴体の中心)にあるように思えます。

カワウ

トビ  Black-eared Kite

トビ





2016年2月22日月曜日

160222_風蓮湖中部

毎年行われているワシ類一斉調査に協力しました。
昨日が調査日だったのですが、雪と霙と強風だったので、同一エリアの調査者と話をし、今日に延期しました。
今日は、風も穏やか快晴の中での調査となったのですが、先日よりニュースなどでも報じられているように、風蓮湖の解氷が進み氷下待網漁などが出漁していない(終了した)ため、ワシ類の数は少なめでした。

オジロワシ <White-tailed Sea Eagle>

オオワシ <Steller's Sea Eagle>若鳥

オジロワシ <White-tailed Sea Eagle>

春国岱の木道

2016年2月19日金曜日

160219_落石ネイチャークルーズ_AM便

【落石ネイチャークルーズ_AM便】

情報提供: イーグル

コウミスズメは至る所で現れてくれましたし、今日もウミバトやケイマフリの様々な羽色を楽しむことが出来ました。ウミスズメも順調。1羽でしたがハシブトウミガラス(冬羽)も5mの至近距離で観察することが出来ました。
それから、ユルリ・モユルリ島の間の海峡では、ラッコが6頭も現れ、お客様を喜ばせてくれました。ゼニガタアザラシも20-30頭確認。
何とも賑やかで忙しいクルーズになりました。

1名で参加されていた英国からのベテランバードウォッチャーも次々と現れるケイマフリに興奮を隠せない様子。やはり、欧州人にとってケイマフリは強力なターゲットバードの様です。

【観察種】
オオハム(冬2)
シロエリオオハム(冬1)
ハジロカイツブリ(10+)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(1)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ハシブトウミガラス(冬1)
ウミバト(4) *チシマ型2+非チシマ型2
ケイマフリ(25+)
ウミスズメ(15+)
コウミスズメ(25+)

ウミバト
チシマ型
Pigeon Guillemot

ウミバト
チシマ型

ウミバト
チシマ型

ウミバト
非チシマ型

Least Auklet
コウミスズメ

ウミスズメ
Ancient Murrelet

ラッコ
ラッコ
ラッコ
今日は6頭もおりました。


ラッコ

アザラシ

ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot


ハシブトウミガラス

ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot
いつも笑っているように見える。


ケイマフリ
Spectacled Guillemot
もうすっかり繁殖羽です。







2016年2月15日月曜日

160215_根室半島東部(温根元・納沙布岬)

【根室半島東部(温根元・納沙布岬)】   Byイーグル

【観察種】
<温根元ハイド+漁港>
アビ(1)
ヒメウ
ハジロカイツブリ
オオワシ
オジロワシ
ウミアイサ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
カワアイサ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
ケイマフリ
ウミガラス
ウミバト(1) *チシマ型冬羽1

<納沙布岬ハイド>
アビ(2)
ヒメウ
ハジロカイツブリ
ミミカイツブリ(2)
オオワシ
オジロワシ
ウミアイサ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
カワアイサ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
ケイマフリ(100+)
ウミガラス(2)
ウミバト(4) *チシマ型冬羽3  非チシマ型1
ウミスズメ(100+)


オオワシ
まるで風見鶏
Steller's Sea Eagle

着氷の梢。
美しい。
温根元ハイド内の情報掲示板。
チシマシギの出現情報がわかります。

北方領土 国後島にある「ラウス山」
今日はきれいに見えていました。
温根元ハイドより。

カワアイサ(♀)
Goosander

カモメ若
Common Gull

今日の貝殻島灯台。
良く見るとオオワシがとまっている。

国後島の爺爺岳が書くかに見えていました。
ラウス山。
泊山。
全部北方領土です。




2016年2月10日水曜日

160210_落石ネイチャークルーズ_AM便

【落石ネイチャークルーズ_AM便の野鳥情報】    Byイーグル

今日のハイライトは何と言っても「コウミスズメ」。
先週来少しづつ数を増やしてきていましたが、今日は一気に30羽以上を確認する事ができました。船の前方に次々とコウミスズメが現れ、とても忙しいような状況でした。
昨夜からの降雪が連れてきてくれたのでしょうか?

その他、ウミガラス・ウミスズメ・ケイマフリ・ウミバトなど常連さんも次々と現れ、天候の割にはなかなか見ごたえのあるクルーズとなりました。

*未確認情報といたしましたが、モユルリ島の裏側を通過中、全身真っ黒で少し大きめのウミスズメ類が飛ぶのを見かけました。たぶん、エトロフウミスズメではないかと思われます。

【確認種】
ハジロカイツブリ(2)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(1)
ウミバト(1)  
ケイマフリ(10+)
ウミスズメ(10+)
コウミスズメ(30+) *今季最高確認数を記録。

ウミガラス
Common Guillemot

こんなに近い!
コウミスズメ
Least Auklet

2羽編隊飛行が多い。
2時間の間に、最低30羽は確認できました。

ドンドン増えてきています。


ウミバト
Pigeon Guillemot

激しい降雪によりピントが合わない。
*非チシマ型の中間羽と思われます。










2016年2月5日金曜日

160205_落石ネイチャークルーズ_AM便

【落石ネイチャークルーズで見られた野鳥】

情報提供: イーグル

今日は外国人のみの団体のダブルヘッダー(合計16名)でした。
1日中2便連続で英語でのガイドは初めて。しかも団体。
今年は、外国人とりわけ欧米人バーダーの乗船客増加が目立ちます。
今後この傾向は強まる一方だと思われます。
来年度は、「英語による海鳥ガイドの養成」が急務となりそうです。

<落石ネイチャークルーズAM便>
香港からのお客様8名。快晴。風は強め。
ハジロカイツブリ
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(2)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
カモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(1)
ウミバト(非チシマ型=冬1)
ウミスズメ(3+)

<落石ネイチャークルーズPM便>
英国人グループ8名様。快晴。風弱まる。
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(2)
ケイマフリ(5+)
ウミスズメ(10+)
コウミスズメ(6+)




香港からのお客様一行

ウミバト

ウミバト


ハジロカイツブリ

コウミスズメ
Least Auklet

ケイマフリ

Least Auklet
コウミスズメ

ユルリ島の馬




2016年2月3日水曜日

160203_野付半島

【野付半島で見られた野鳥】

情報提供: イーグル氏

ねむろバードランドフェスティバルとその直後の米国人バーダーの
ガイドの仕事が無事終了。
今日はしばらく行けてなかった野付半島を巡回してきました。

1月中旬にOPENした「野付半島ハイド」にも初めて行って来ました。
高床式で視線が高くしてあり、平坦で夏に草が多い茂る地形の欠点をうまく補う工夫が施されていました。
また、カモメ類基本8種の識別方法について、解りやすく解説してある掲示がありました。とても便利ですね。

こんな所にも、関係者の皆様の少しでもよいハイドにしようという熱意が表れていました。若干のアドバイスをさせていただいた身としても、とてもうれしい気持ちになりました。

これで根室半島と合わせて7基のハイドが道東には整備されました。
来年は根室半島の太平洋側に新しいハイドが欲しいなと思います。

このように、ハイドの数が増えれば増えるほど、野鳥との共存に配慮した「より先進的な地域イメージ」が形成されていくと確信しております。

【観察種】
ヒメウ
オオワシ
オジロワシ
トビ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カモメ
ウミアイサ
コオリガモ
クロガモ(多)
シノリガモ
ホオジロガモ
スズガモ


野付半島ハイドの内部。
大型カモメ類の識別
中型 カモメ類の識別

ハイドの内部


高床式+床の底上げ



より高い視線で観察できるように工夫されています。
ハイドの外観。
竜神岬灯台の近くです。
外観


国後島がとてもよく見えていました。